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たんぽぽだより

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風立ちぬ

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映画「風立ちぬ」を観ました
きれいな、美しい映画でジーンと胸を打たれるところもあり、さすがジブリだなーと感心しました
ジブリ作品登場人物の惹かれるところは、いつも何かに一生懸命に生きているというところ。派手さはなくても、日常の暮らしを大事に積み重ねていく姿勢。繕ったり、耕したり、勉強したり、料理したり、手をかけて生きることがやはりいいなーと思います。そういうことを大事にせざるを得ない時代が来ているとも感じます

映画は、大正から昭和の風景が描かれているのですが、いつもながら緑、里山の描き方が丁寧です
宮崎さんも言っていますが「空はすみ、水は濁らず」の時代。あの頃は本当に緑あふれる美しい国だったんだろうなーと思いました

物語は、零戦設計者堀越二郎と文学者掘辰雄を絡めて作られています。戦争があった時代にモノ作りをする人の生き様。零戦をつくった人間としての葛藤はもう少し描かれていても良かったかなとちょっと残念な感もありました。人の命を奪うものをつくってしまった苦しみの上にそれでも「生きねば。」となるはずなのですから
なんだか今の状況をおもえば、原発をつくった人たちと重ねて観てしまうのは私だけではないように思いますが・・・

でも、なかなか良い映画でした。堀辰雄「風立ちぬ」また読んでみよう

子供には難しい内容かもしれません。一緒に観に行ったら、お父さんお母さんが感想を言ったりするのを聞きながら何か感じとってくれるんじゃないかなー



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by tanpopo831 | 2013-08-16 10:25 | お出かけ
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